お父さん、お母さんが赤ちゃんの名前を考えるときに参考にしてください。
赤ちゃんの名前を考えたときには、
①画数の確認
②呼び名
③陰陽配列
④三才五行
⑤生年月日での季節やその赤ちゃんの個性の判断
この五つを確認すれば、大体問題なく命名が出来ます。
他に、社会運と家庭運も見る箇所があります。
あとは、漢字の持つ意味などを調べて、赤ちゃんの名前に使っても問題ないか?を確認してあげて下さい。漢字本来の意味です。
ここは、私の一番大切にしていることですから、心に止めておいて欲しいと強く思っていますので、よく読んで下さいね。
以前の産科のHPでも一度書きました。
例えば、 「亜」 と言う字。良く女の子に使われていますよね。
成り立ちは貴族などを埋葬したお墓の形を表したものです。
又、建物の土台を表現するので、「上から押さえられている」として「次」「二番目」という意味があります。ですから、本当は命名には使わない方が良いとされている文字です。
でも、その文字の特徴を生かして、「謙虚」に「陰で支える側」に「二番目で良いからおしとやかに」などの親の思いがあれば、使うのはありだと思います。
「絢」 の文字は「豪華絢爛」の四字熟語に使われるなど、「上品で華麗」「高貴」をイメージしますが、中国の論語の中に「素を似て絢となす」とあり、「素のままの自分に化粧をする」となっています。
これは、「常に自分を磨く」「綺麗な心を心がける」など、徳を積まなければ、どんなに綺麗に着飾っても本当に美しい人にはなれないヨッ!という意味です。
様々な思いで、お父さんやお母さんは命名すると思いますが、名前に込められた意味を伝えてあげられるような命名であると良いと思っています。
一番大切なのは、お父さん、お母さんの思いだと思います。
赤ちゃんを授かった喜びや戸惑い、期待や不安、様々な思いを経て赤ちゃんは、この世に誕生してくるのだと思います。特に、お母さんはお腹の中に赤ちゃんが実際に宿っていて、育てていくのですから、いろんな感情を経験すると思います。
名前というのは、ほとんどが一生使っていくもので、たくさんの周りの人たちに呼ばれて、個性として育って行きます。赤ちゃんが生まれて、大人になるまで親も子も様々な試練があり、お互いに成長して行きます。その道はあっという間なのですが、過程の中では悩んだり、立ち止まったりもします。(これ筆者の体験談…笑
でもそんなときに、 「あ~、こんな思いを込めて名付けしたなぁー 」 とか、 「え~ 、こんなこと考えて名前をつけてくれだんだぁ!」とか、ちょっとでも考えられると、赤ちゃんの生まれてきてくれたときのことを思いだしたりして、初心に帰れると思いますし、余裕もできると思います。子ども達もお父さん、お母さんの気持ちを少し理解してくれると思います。
いろんな思い、先祖からの思いもそうですし、そういった人の思いが、結局その子の名前を決めていくものだと思いますよ。
赤ちゃんは、お父さん、お母さんを決めて生まれてくるっていう話もよく聞きますし、実際そうなのだろうと思います。
私は、四柱推命を学んでいるので生年月日を見てから、命名しますが生まれる日も、その赤ちゃんにとってベストな日を選んできているのだろうと思うことがよくあります。
だから、命名のときもお父さん、お母さんがベストな名前を決められるように、少しでも手助け出来ればと考えています。
漢字の本来の意味や成り立ちは、人名字解(平凡社・白川静香,津崎幸博 著)、漢字の成り立ちブック(太郎次郎社エディタス・伊東信夫 著)などを参考にさせてもらっています。