漢字

「綺」の意味、由来、命名

「綺」

画数に悩むときに使える「あや」の読み方で使えます。あまり見かけないかも知れませんが、一般的によく使われる漢字です。読み方が「あや」にはつながりにくイメージですが、最近の命名では見かけることもあるので、これから人気の出る漢字になる可能性があります。

美しいという意味のある言葉

綺羅星の綺羅ですが、綺羅は美しい模様の薄い絹織物です。綺羅星も美しく光る多くの星を指し、「綺羅星のごとく」と使われています。栄華をきわめた人や地位の高い人が星のようにたくさんいる様子を表します。美しい衣装、美しい衣装を身にまとった人で、栄華を極めた人と使われ、立派な人に使うようになりました。

「綺羅星の如く」の言葉を使うときは、本来「綺羅」「星」「ごとく」」と読むことが正しようです。「綺羅」という美しいあや絹が、星のようにたくさん集まっている様子を表現するときに使うのです。「エリート官僚が綺羅星の如く集まっている中でも際立って才能あふれる人物である」などと使います。

綺麗(きれい)と書くときの「綺」にも使われますが、あやのように美しい、華やかで美しい、きっぱりと潔い、汚れがない、残りなくきれいさっぱりという意味があります。なんだか、潔い美しいたたずまいの女性像が浮かびます。男の子でも潔さがある男らしいイメージが思い浮かびます。

綺羅の星のごとく

人と違うことを昔の日本人は嫌いましたが、現代は一人ひとりを大切にすること、一人ひとりの個性の大切さが言われるようになってきています。普通ではないことが優れていると「綺」の漢字が表しているのですから、命名に使うことには問題はありません。普通ではない優れた人達のことを「エリート」とも言います。

社会の中でリーダーとなり先導する立場の人達のことです。子どもは本来リーダーとなる資質は誰もが備わっていると言われています。育て方や環境によって進む方向が違ってくるのではと考えられます。子どもの自尊心を大切に、いっぱい褒めて育ててあげて下さいね。

我が子の幸せは一つではありませんが、優れた能力があることは喜ばしことです。能力も様々で、人は同じではありませんから、その子ども一人ひとりに備わった能力を発揮できる環境で輝く人生を送って欲しいと思う、親の心を伝えることのできる「綺」の文字で素敵な命名をしてあげてください。

「綺」の意味、由来

漢字の由来や意味を知り、命名の参考にして下さい。

会意兼形声文字です。「糸」の部分と「奇」の文字から成り立ちます。「奇」は両手足を広げた人と、口の奥の象形に口の象形の文字を見て普通ではない変わった形を意味して、普通ではない人、優れた人、人目を奪うほど美しい模様と「糸」から美しく出来上がった絹を意味するようになります。

 

画数  14 画

音読み  キ

訓読み (-) 

名乗り・名付け

(あや、かむはた)

意味

1.あや、色々と曲がった模様を織り出した絹織物

2.うつくしい、きらびやかである、華やかである、綺麗

3.あやぎぬ

4.不規則にまがった

5.姓のひとつ

 

女の子の命名

「き」の読み方では、

「綺里ちゃん」(きり)21画

「綺麻ちゃん」(きお)25画

「綺来ちゃん」(きら)21画

男の子の命名

「き」では

「香綺くん」(こうき)23画

「美綺くん」(よしき)23画

「あや」では

「綺二くん」(あやじ)16画

 

参照 学研 漢字源辞書