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六曜(六輝)の意味?13年後にはなくなる?

結婚式には大安を、仏滅は縁起が悪いなど、カレンダーに書かれている六曜というもので、縁起をかつぐ方も多いかと思います。では、この六曜とはいったい何でしょうか?縁起ものなのか?それとも何か意味があるのでしょうか?日本ならではの慣習でしょうか?少し解説します。

六曜には順序がある

先勝(せんしょう・せんがち)

友引(ともびき)

先負(せんぷ・せんまけ)

仏滅(ぶつめつ)

大安(たいあん)

赤口(しゃっく・しゃっこう)

この順序で回っていてそれぞれに意味があるとされています。

六曜の意味

先勝:午前は吉、急ぐことは吉、何事にも急ぐことが良いとされています。結婚式も午前中から式を始めれば良いとされています。

友引:大安の次に結婚式に良いとされています。結婚披露宴の引出物を幸せのおすそ分けとして発送する場合もあります。友を引くと言われて、葬式は禁忌とされています。祝い事や朝や夕方以降は良いのですが、昼は凶とされています。

先負:午後は吉です。何事も平静であることが良いとされ、急ぐことや勝負事は避けるべきとされます。午前は凶ですが、午後は吉となります。

仏滅:凶とされていて、結婚式などは避けると言われています。仏様も滅すると日です。六曜の中で最も凶の日とされています。お葬式を行うことは構わないとされています。

大安:結婚式、結納、旅行や移転にも大吉とされて、六曜の中で最高の日とされています。出産祝いや祝い返しなどにも利用されます。

赤口:午の刻である午前11時ごろから午後1時ごろまでは吉で、それ以外は凶とされています。火の元に注意して刃物も避けましょう、

六曜の起源

六曜は「ろくよう」と呼ぶことが一般的ですが、「ろっき」や「りくよう」と呼ばれることもあります。「ろっき」は、七曜と混同しないように、明治以降に使われた呼び方です。

六曜の起源は、中国から伝わったようですが、七曜の月火水木金土のような曜日のような感覚で使われていたようですが、江戸時代の終わり頃に吉凶を判断するようになったようです。

小六壬という「太陰太陽暦」の日や時刻から吉凶を占う占術からきているのではという説もあります。

意味や順序、名称も現代のものとは違い変化しています。

明治以降は、仏滅と書いていますが、それまでは、物滅と書いていました。友引も江戸時代では、共引と書かれていて、時刻による吉凶は統一されているわけではなく、あいまいです。結婚式には、大安についで人気の日取りですが、お葬式は必ず友引を避けて決められています。実際に、友引の 日は休みになる火葬場が多いです。

陰陽道の「友引日」と混同され、「凶事に友を引く」という解釈が付け加えられていますが、友引にお葬式をしてはいけないという根拠はありません。赤口の解釈も色々で統一されていません。

六曜のルール

六曜は旧暦の日付にもとづいて配置されます。下記の表が基本になって決められていて、その後は、ずっと月末までこの順序で繰り返すだけです。そして、閏月は前月に準ずるという規則があります。

先勝 1月1日、7月1日
友引 2月1日、8月1日
先負 3月1日、9月1日
仏滅 4月1日、10月1日
大安 5月1日、11月1日
赤口 6月1日、12月1日

ときどき、カレンダーを見て、この法則通りになっていないと思う方がおられます。カレンダーはほとんどが新暦ですから、そう思われても仕方ないでしょう。旧暦では規則通りに来るので、旧暦で確認しましょう。新暦のカレンダーを見て、なにか神秘的な動きが働いていると勘違いされている方もいるようです。

「大安」や「仏滅」を気にしない日がくる?

これから、13年先の2033年-34年の旧暦の月が特定できないと騒がれています。この理由も、暦(こよみ)に「新暦」と「旧暦」が混在しているからです。

旧暦の太陰暦では、季節を表す24節気は毎年変化していました。春分の日などは毎年違いました。変更がないのは1月1日の3月3日の上巳と呼ばれる桃の節句、5月5日の端午節句、7月7日の七夕、7月15日のお盆などとなっています。

「旧暦」は、太陰太陽暦といって「月」の満ち欠けを基準とし、季節とのずれを「閏月」を入れることによって補正してきました。

24節気の季節とは、正節とそれ以外の中気に含まれる下記の24節気です。

正節:立春・啓蟄・清明・立夏・芒種・小暑・立秋・白露・寒露・立冬・大雪・小寒

中気:雨水・春分・穀雨・小満・夏至・大暑・処暑・秋分・霜降・小雪・夏至・大寒

閏年のルール

約3年に一度に「閏月」を入れるルールも明治45年に決められています。

  • 冬至を含む暦月を11月、春分を含む暦月を2月、夏至を含む暦月を5月、秋分を含む暦月を8月とする。
  • 閏月は中気を含まない暦月に置くが、中気を含まない暦月がすべて閏月とはならない。

しかし、17年後に、中気を含まない月が3回、中気を2つ含む月が2回発生するのです。

ルールの「冬至を含む暦月を11月、春分を含む暦月を2月、夏至を含む暦月を5月、秋分を含む暦月を8月とする」によって閏年が決められないのです。

旧暦の「閏月」を特定できないと閏月が決められなければ「六曜」ルールの周期も決められないことにつながるのです。

太陽の動きを表した「太陽暦」と月の満ち欠けを基準とした「太陰暦」と違うものを、ひとつのカレンダーにまとめようとしたことが問題でややこしいことになっているようです。

こうして見てみると「六曜」の決め方もあやふやなものだと理解できます。あと13年で「大安」「仏滅」を全然気にしないようになればいいですが…

今後の六曜との付き合い

冠婚葬祭などに利用されている「六曜」ですが、最近はあまり気にかけない方も多くいます。仏滅などは結婚式場が割引金額になる所もあるので、わざわざその日を選んで結婚式を挙げる方もいるほどです。

「六曜」を信じるか信じないかは自由ですが、結婚式などの冠婚葬祭は、両家や親戚などたくさんの人が関わりますから、きちんと話し合い決めなければいけないこともあると思います。人それぞれ、六曜にこだわる人もいれば、気にしないという人もいるでしょうから、納得のいく日を選べば良いでしょう。

科学的な根拠があるものではありませんが、六曜は宗教とは関係なく、日本人の私たちの生活に深く浸透しています。冠婚葬祭の儀式には社会人のマナーとして、知っておいた方が良い場面もあります。

しかし、六曜には確かな根拠もなく、結婚式の日取りを決める場合に、大安か仏滅のどちらかしかなくて選ぶときに、まぁ、大安の日を選んでおけばいいだろうという程度のものです。六曜に振り回されないように、大事な事情があるならば、事情の方を優先して日程は決めればいいでしょう。