漢字

「琉」の意味・由来

サンズイの「流」の感じを使うのがはばかれるという方は、この「琉」を使った命名をすると良いでしょう。決して「流」が悪いわけではないのですが、気になるならばこの「琉」の漢字を使いましょう。

「流」は10画、「琉」は11画です。画数で悩むときも候補として使えます。

「琉」は1997年11月から人名漢字になった、比較的新しい漢字です。ある夫婦が、1997年に誕生した赤ちゃんに「琉」の漢字を使いたいと国に訴え、その要望が受け入れられて「琉」漢字が人名漢字として登録されています。

「る」の読み方は、「瑠」の漢字の方が女の赤ちゃんには多く見かけます。「り」や「りゅう」と読ますことも多く、最近は命名に多く使われています。

現在の沖縄に存在した古い国、琉球王国の琉球もこの漢字が使われています。沖縄をイメージすることも多いでしょうから、沖縄の温暖な気候から温厚、壮大、ブルーの海を想像して赤ちゃんの命名に使えます。

「璃」の漢字で解説したように、「琉璃(ルリ)」という宝石の意味があるのですが、「琉=瑠」と同じ意味です。「ラピスラズリ」という石で、濃く深い青色をしていることから、この色を指して「瑠璃色」と呼びます。

「瑠璃=ラピスラズリ」は「金」や「銀」と並んで貴重なものとされているし、幸運を呼ぶ石として重宝されています。下記の「瑠」のサイトも参考にしてください。

漢字の意味・由来

会意兼形声文字です。王(ぎょく・宝石)+㐬(流れる・つるつるすべる)=琉(つるつるした流れるような宝石)です。
左のヘンである「王」は宝石などの「玉」を表し、「リュウ」「ル」の読みをもつ「㐬」を組み合わせて出来上がった漢字が「琉」です。
 

  画数 11画

音読み リュウ、ル

訓読み -

名乗り・名付けー

意味

1.つるつるとした宝石。

2.瑠璃とは、つるつるして、紫がかった紺色の略。

3.琉球とは国名、かつて沖縄県にあった。

女の子

「る」

「琉吏ちゃん」(るり)17画

「琉瑠ちゃん」(るる)25画

「りゅう」

「硫紗ちゃん}(りゅうさ)21画

「硫歌ちゃん」(りゅうか)25画

男の子

「る」

「琉偉くん」(るい)23画

「琉伊冶くん」(るいじ)24画

「りゅう」

「硫吾くん」(りゅご)18画

「硫貴くん」(りゅうき)23画