漢字

「大」の意味、由来、命名

「大」

「大」の漢字は、男の子に人気です。三画となるので、名頭には使わない方がいい良いとも言われますが、このほとんどは女の子の場合とすることが多いようです。男の子の場合は、さほど気にすることはないのですが気になれば、名前の後ろの漢字に持ってきたらよいかと思います。漢字自体は、左右対称のバランスの取れた文字で縁起は良いとされていますので、使いようです!

人が手足を伸ばし、のびのびとした様子からゆったりとした度量の広い人になって欲しいと願えます。地位が高く身分の高さや優れている様子がからおおきく、立派な人との印象もあります。きっと女の子よりも男の子に使いやすい漢字だと思います。

大きさからは、たくましさなども想像できますので、安心感があります。おおらかに育って、度量の大きな人物に育ってくれるような意味を込めると素敵です。

身分や地位の高さも表しますが、それよりも人格を磨いて立派になって欲しいとも思います。地位や身分に囚われずに、自らの努力で人間性を鍛えあげるように導いてあげて下さい。

大きいことは良いことだというわけではなく、中身が大切です。中身が優れていれば、大きくなくても大きく見えるのです。内から湧き出てくるような力強さを持った子どもに成長してくれるとお父さん、お母さんも嬉しいですね。「大」の持つ意味ののびのびとした、おおらかさを持って人を包み込めるような人に育ってくれることを願います。

漢字の由来や意味を知り、命名の参考にして下さい。

「大」の意味、由来

象形文字で、両手と両足を伸ばした人の象形からおおきい、を表しています。

画数   3画

音読み  ダイ、たい

訓読み  おお、おおきい、おおいに

名乗り・名付け

(お、おい、おお、おおい、おおき、き、たかし、たけし、とも、なが、はじめ、はる、ひろ、ひろし、ふと、ふとし、まさ、まさる、もち、ゆたか)

意味

  1. 大きい、形がおおきい、立派なさま
  2. おおいに、大変に、非常に
  3. はなはだ、あまりにも…でありすぎる
  4. 相手のものをほめていうことば
  5. おおよその、大意
  6. 親類や同世代のも者や兄弟の中でいちばん上のものを表すことば
  7. 姓のひとつ
  8. おおきさ、等身大

女の子の命名

「大」を使った女の子の名前は、女の子ではどんな読み方が良いでしょうか?結構男の子のイメージがありますね。女の子らしい漢字を持ってきて

「舞大ちゃん」(まひろ)18画

「姫大ちゃん」(きお)13画

などと考えれば見つかりそうです!

男の子の命名

「ひろ」で、

「大翔くん」(ひろと)15画

「大豊くん」(ひろとよ)16画

「だい」では

「大幹くん」(だいき)16画

「大暉くん」(だいき)16画

「雄大くん」(ゆうだい)15画

 

参照 学研 漢字源辞書

平凡社 白川静博士の漢字の世界へ