漢字

「仁」の意味、由来、命名

「仁」

次男に多く使われていたいう「仁」を!「仁」の漢字の意味は、歴史的にも天皇家に代々伝わるように由緒正しい文字です。

明治天皇は陸仁(むつひと)様、大正天皇は嘉仁(よしひと)様、昭和天皇は裕仁(ひろひと)様、平成の今の天皇は明仁(あきひと)様、皇太子の徳仁(なるひと)様、秋篠宮殿下の文仁(ふみひと)様、そして、秋篠殿下の悠仁(ひさひと)様ですね。すべてに「仁」がついています。これは、諱(いみな)といい、本来は軽々しく唱えてはいけないものとなっているそうです。

本来なら、「二」の文字が入っているので、「ふたつ」ですが、「仁」がなぜ、「ひと」と呼ばれるのかは、二つのものを一つとみるという意味が込められているようです。天皇と国民を2つの分離したものと考えるのではなく、国民と天皇は一つであると捉え、「一視同仁」(いっしどうじん)と言い、国民と自分は一つであるという考えでそういうあり方を望まれていると思われます。


五行論の五常に当てはまる、木は(情け深く、思いやりの心を持つこと)、火は(制度・儀式・作法等のこと)、土は(嘘を言わない、人を疑わない)、金は(道理にかなったこと)、は智(物事をよく知り、わきまえていること)の一つである、木に当たります。儒教の教えからきている道徳観を教えたものですが、思いやりの心を育てることの大切さを説いています。「一視同仁」ではありませんが、人の心を思いやることのできる子どもに成長してくれることを心から願います。相手の立場になって、人を思いやれることは社会で生きていく上での知恵となり、子どもを守るでしょう。「思いやり」という心を育てる環境を子どもに与えて、たくさんの愛情で包み、大切に赤ちゃんを育てて下さいね。そうすることで、いつくしみの心が育ち、慈愛あふれた仁徳のある人物に育つと思います。与えてもらっていないものは人にも与えられませんが、人として産まれたということは、なにかしらの希望を持って存在します。赤ちゃんに寄り添い、いっぱい手をかけてあげて下さいね。

「仁」の意味、由来、命名

会意兼形声文字で、「人」+「ニ」で二人が対等に相親しむことを示しています。相手を人として扱うこと。また、柔らかいことを表します。親しみから思いやり、いつくしむとなりこの漢字が成り立ちました。

画数   4画

音読み  ジン、ニン、ニ

訓読み  いつくしむ、めぐむ

名乗り・名付け

(きみ、きん、さと、さね、しのぶ、ただし、と、とよ、にん、のぶ、のり、ひさし、ひさと、ひとし、ひろし、まさ、まさし、み、めぐみ、めぐむ、やすし、そし)

意味

  • ひと、人間
  • 自分と同じ仲間として、すべての人に接する心
  • 仁徳をそなえたひと人の心
  • 柔らかい果物の種(杏仁)

女の子

「に」の読みだと可愛らしく使えます。

「仁唯菜ちゃん」(にいな)23画

「仁知香ちゃん」(にちか)21画

男の子

「ひと」で、

「陽仁くん」(あきひと)(はると)16画

「遥仁くん」(はるひと)(はると)16画

「鈴仁くん」(れいと)17画

参照 学研 漢字源辞書

平凡社 白川静博士の漢字の世