母音・父音

言霊とは、意味があるのでしょうか?

言霊(ことだま)と言われるものは何なのかを話しますと、単純なことなので実験してみてください。『ありがとう』と口に出して言ってみるのと、『バカ』や『お前を許さない』と口に出して言ってみたときの違いを感じましょう。その言葉を発したときの自分の感情はどうですか?『ありがとう』では暖かな優しい気持ちになるでしょう。反対に『バカ』や『お前を許さない』などの言葉を発するときは、自分自身が嫌な気持ちになりませんか?

気持ちだけでなく、顔の表情も意識してみてください。『ありがとう』という時は、口角もあがり温和な表情になっているはずです。『バカ』や『お前を許さない』では、眉間にシワがより表情も厳しいはずです。

言葉というのは、感情にも直結していることが分かると思います。ですから、それを逆手にとって嫌な出来事があったとしてもその出来事に良い意味を見つけて、良い方向に出来事を捉えるようにすることです。

言霊(ことだま)とは、自分の意識で方向付けできるもので、自分でコントロールできるものだと考えると、物事の考え方が前向きになり、良い意味でも悪い意味でも自分次第なのだと理解出来ると思います。

人から見れば悪い出来事でも、自分次第でプラスの方向に考えられ良い意味に持っていけます。そういう意味でも言霊(ことだま)は、大切なものなのです!

表面に見える事とは違い、心の深い意識である潜在意識と言われるものにダイレクトに影響を与えます。名前とは、日々毎日呼ばれるものであり使われています。

言霊を意識することもなく、脳にすり込まれていくものなのです。

いつも呼ばれている名前は毎日々聞くことで、その発音される響きが脳に刻み込まれていきます。そういうものが人格の形成に影響を与えると言われると、まんざら嘘ではないのです。母音や父音の持つ意味を理解して、お父さんやお母さんが望む名前を決めてあげることは、赤ちゃんにとってもとても意味のあることです。お父さんやお母さんの思いや気持ちが反映されると考えると、生半可な名前は付けられませんね。

よぉ~く、考えて命名されるとその気持ちはきっと赤ちゃんに伝わるでしょう!