漢字

「奈」の意味、由来、命名

「奈」

「奈」の漢字は読み方の「な」は響きが可愛らしく、女の子の止め字としてよく使われていて人気です。この漢字も左右対称で縁起の良い漢字となっています。



古都の都、奈良のイメージも浮かび、古き時代に栄えたみやびな雰囲気も浮かびますね。読み方は「ナ」と今風の響きですが、古都のイメージを思い浮かべて命名するのも良いと思います。女の子では優しい雰囲気を持ちます。男の子では、大樹のイメージから、樹木のように大木になりすくすくと成長してたくましさを願った命名が出来るかと思います。カリンの花言葉から意味を見つけると「努力、優雅、可能性など」実りをイメージしたものが多いですから、赤ちゃんの命名に使う時は躊躇なく使えます。文字自体も末広がりです。未来に広がり夢を持たせた命名を考えてあげて下さい。

「奈」の意味、由来、命名

元は、「柰(ダイ)」という文字で、「木」+「示」の会意文字です。

「木」は大きい樹です。「示」は神事に使われる台を表し、神事に使われる果樹を意味しています。果樹は、カラナシという樹でかりんの別名があります。

画数   8画

音読み  タイ、ダイ、ナ

訓読み  いかん、なんぞ

名乗り・名付け

(なに、なん)

意味

  1. 木の名、からしなの木、野生のりんご
  2. いかん、いかにせん、いかんぞ
  3. どうして

「奈」を使った女の子の名前は

「な」の読み方では、

「采奈ちゃん」(あやな)16画

「絵理奈ちゃん」(えりな)31画

「瑛麗奈ちゃん」(えれな)39画

「寛奈ちゃん」(かんな)21画

男の子では

「な」で、

「聖奈くん」(せな)21画

「菜々世くん」(ななせ)21画

「だい」と読ませる場合も

「奈吾くん」(だいご)15画

「奈祐くん」(だいすけ)17画

 

参照 学研 漢字源辞書

平凡社 白川静博士の漢字の世界へ