「翔」
「翔」の漢字は人気の文字ですね。
「翔翔」と同じ文字を重ねた熟語がありますが、形よく威儀を正して振る舞うさま、心がひろびろとしたさま、心配のないさまと、この漢字の良い意味が現れています。
空高く舞い上がるように飛び立つ様子が思い浮かび、自由に羽ばたいている姿に憧れますね。束縛されずに、広い世界へと飛び出して見識を深めた人物になって欲しいですね。
「羊」という字が入っています。「羊」は見目好い姿を指していますから、容姿端麗な子どもへの成長するようにとの願いも含まれますね。
「羽」には補佐や助けるという意味合いもあり、この漢字の命名は自由でありながら、人の為に働ける人であるようにと、努力して欲しいと、そして社会で活躍できるようにとの思いが込められますね。社会での自由は義務も必ずセットで求められます。義務や責任を全うしてこそ本当の自由が手に入るのです。自分の行動に責任を持って、それでいて自由な発想の出来る颯爽とした子どもに成長して欲しいと思います。
「翔」の意味、由来、命名
「羊」と「羽」からなる形声文字です。「羊」は「揚」と同じ響きで、高く上がるという意味の羽と合わさり、羽を使って高く飛び立つ意味から、かける、とぶの意味も含まれるようになりました。
画数 12画
音読み ショウ
訓読み かける、とぶ
名乗り・名付け
(かける)
意味
- かける、羽を大きく広げて飛び舞う
- 鳥が羽を伸ばすように、両ひじを広げる
- くわしい
- つまびらか
- 姓のひとつ
女の子
「しょう」の読み方では、
「翔子ちゃん」(しょうこ)15画
「翔香ちゃん」(しょうか)21画
「か」
「心翔ちゃん」(みか)16画
「彩翔ちゃん」(あやか)23画
男の子
「と」で、
「春翔くん」(はると)21画
「悠翔くん」(ゆうと)23画
「裕翔くん」(ひろと)24画
「しょう」は
「翔麻くん」(しょうま)23画
「翔太くん」(しょうた)16画
参照 学研 漢字源辞書
平凡社 白川静博士の漢字の世界へ