胎児ネーム

胎内記憶の研究

杉山奈津子さんは体内記憶は否定しているというお話をしましたが、胎内記憶を持つ赤ちゃんのお話は時々耳にします。胎内記憶を持つ赤ちゃんは意外と多いようで、さまざまなエピソードとして、語られたりしているので聞いたことがあると思います。

3人に1人の子どもが胎内記憶を持っているという研究があるようです。

胎内記憶とは、赤ちゃんが胎児のとき、お母さんのお腹にいたときのことを生まれてからも覚えているといわれる記憶のことです。「本当なのか?」「空想でしょ?」と、信じない方も多いです。

しかし、日本だけでなく、世界中で、胎内記憶のエピソードは調査されています。
胎内記憶を研究している産婦人科医師の調査では、およそ3人に1人の子どもが胎内記憶を持っているというのです。

聞かれなかったから言わなかっただけで、実際には、胎内記憶も持つ赤ちゃんもいるだろうとのことです。
お母さんが聞いてみると、お腹のときの話しをしてくれることがあるのです。「ドクンドクンっていう音がした」「丸まっていた」や、産まれる瞬間の「頭がキューってなって外に出た」や「まぶしかった」「寒かった」「パパがいた」と子どももいるようです。

胎内記憶を聞き出す方法は多くの子どもは2~5歳の時期に、お母さんの胎内にいた記憶を話し始めるようです。それ以降は記憶も薄れて徐々に忘れていくと言われています。

残念ながら、その記憶を大人にまで持ち続けるのは難しいようです。胎内での記憶を聞き出すタイミングが大切なようで、子どもがしゃべり始めておじゃべりができるようになってきた頃が良いチャンスで、早く聞きすぎても、遅すぎても、駄目なのだそうです。

また、何度も「お腹の中どうだった?」と聞くと、子どもは答えようとして、空想や想像したことを話すので、これも駄目だそうです。聞くときは「お腹の中のこと覚えている?」という聞き方にします。

「お腹の中は温かかった?ママの声が聞こえた?」と具体的な言葉を使って質問することも駄目です。お母さんの言葉が知らない間に子どもの記憶とすり替わり子どもの中で記憶がねつ造して話すようです。しつこく聞かずに、さらっと質問するようにします。

このような方法で一度我が子に聞いてみると面白いかも知れませんね。