「嵩」
この文字も女の子にはあまり使いませんから、気にしなくても良いですが、一応名前の頭に持ってくると後家相とはいわれています。
「嵩」の漢字は、「崇」と似ています。意味もそれほど違いはありません。そびえ立つ山ということで、気高さを意味しますね。読み方も「崇」とあまり変わらず、名乗りも同じように使えます。
厳密にいうと意味は違いますが、命名のときに読み方で「たか」、や「しゅう」を使いたいときで画数を考えるときに使い分けることもできると思います。「崇」と同様左右対称の漢字です。
どちらも縁起も良いですし、意味も悪くありません。あまり最近は命名には見かけないように思いますがどんどん使って欲しい漢字ですね。
命名とは関係ありませんが株式市場で、「ねがさかぶ」と言うと、一単元の株価水準が高い銘柄のことを言います。「値嵩株」です。
「値嵩株」に対して、中程度の水準の銘柄は「中位株」、低い水準の銘柄を「低位株」と呼びますね。
カサを表す漢字ということでこんな所で使われています。ようするに、高い、カサが高いということで悪い意味には使われません。何を持って高い、低いを決めるかはその人次第です(^O^)
こころざしを持った、しっかした大人に成長してくれるといいと思います。
「嵩」の意味、由来、命名
会意文字となっています。連なった山や高い建物の象形の意味から、高い山を意味しこの漢字が成り立ったようです。物の大きさやかさ、分量を意味するときに日本では使われいます。
画数 13画
音読み スウ、シュウ
訓読み
名乗り・名付け
(かさ、たか、たかし、たけ)
意味
- たかい、山が高くそびえたつさま、転じて直立してそびえるさま
- 姓のひとつ
- 日本で体積、かさを表す
男の子
「たか」で、
「嵩治くん」(たかはる)21画
「純嵩くん」(すみたか)23画
「泰嵩くん」(やすたか)23画
「しゅう」では
「嵩真くん」(しゅうま)23画
「嵩仁くん」(しゅうと)17画
参照 学研 漢字源辞書
平凡社 白川静博士の漢字の世界へ