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2019年の命名ランキング発表

2019年の赤ちゃんの命名ランキングが発表されています。2017年度のランキングについて書いたことがあります。男の子は1位、蓮(れん)2位、悠真(ゆうま)、3位湊(みなと)、女の子は1位、結衣(ゆい)、2位、陽葵(ひまり)、3位、凛(りん)でした

2019年男の子に人気の命名は?

男の子は「蓮」が過去数年の連続の1位です。女の子は「陽葵」が初の1位に選ばれています。男の子は4年連続で「蓮」が1位とはすごいですね。「奏」「律」「蒼」など一文字の名前の命名もランキングには上がってきています。

その他、名前の読み方が「と」で終わる命名にも人気が集中しているようです。名前の最後にくる漢字や読み方を「止め字」といい、この「止め字」を最初に決めて命名する場合もあります。

好きな漢字や読み方から命名を考えていくことから、気に入った命名がすぐに決まるかもしれません。

「と」を止め字に持ってくる場合は、「陽翔」「結翔」など「翔」の漢字が人気となっています。ほかには、「陽斗」「遥斗」と「斗」の漢字もよく使われています。

「はると」と呼ぶ読み方が人気で、200種類を超える漢字の組み合わせのバリエーションがあり、お父さん、お母さんの工夫が感じられます。

2位の「悠真くん」については、2017年に書いた下記の記事をご覧ください。

悠真くん

2019年女の子に人気の命名は?

女の子は「陽葵」の命名が1位になっていますが、平仮名で「ひまり」も20位以内にランキングアップしています。平仮名の命名も、人気が上昇していて、4つがランクインし、その中でも「さくら」の上昇が著しいようです。「あかり」「あおい」「ひまり」などのよみが多くランクインしています。

日本らしい和を感じさせる名前を「レトロネーム」と呼ぶそうですが、一字の命名で、「柚」(ゆず)、「楓」(かえで)、「紬」(つむぎ)、「葵」(あおい)などの古風な命名も人気となっています。

昭和の時代によく使われた止め字の「子」を使った命名も「莉子」」(りこ)で、久しぶりにトップ10入りしています。

多く使われた漢字も「愛」が1位に返り咲いているようです。ちなみに2位「莉」、3位「花」となっているようで、少し時代を遡ったような命名に人気があるようですね。

また、女の子の命名では、「イ」の母音で終わるよみ方が人気で、「つむぎ」「ひまり」「あおい」を代表して、平仮名の命名に限らず、「紬」(つむぎ)、「陽葵」(ひまり)、「結月」(ゆづき)などが多いようです。

ひらがなの名付け

改元「令和」による影響!

今年は、改元の影響で、「令和」の文字を意識した命名も話題にあがっています。

男の子の命名は、令和の令を使い、(りょう)や(れい)と読み「令真」(りょうま)と読んだり、人気の「翔」と使い、「令翔」(はると)(れいと)など考えられていいます。女の子の命名は、「令奈」(れいな)(れな)、「令華」(れいか)(りょうか)となっています。

少し、変わった読み方で「菫令」(すみれ)、「令愛」(れいな)などの命名もありました。

令和の「令」の「つくり」を意識した命名もあり、「怜」(れい)や、「和」を入れた「和真」(かずま)、「和花」(わか)など日本のや伝統をイメージの名前が上がってきています。

日本を意識した漢字や読み方にスポットがあたったようですね。

「新」(あらた)や「大和」(やまと)、女の子は、「紬」(つむぎ)や「結月」(ゆづき)、「詩」(うた)などが代表されます。「詩」(うた)は、元号の「令和」の引用元である万葉集の影響が大きいのではと言われています。

日本の伝統を意識を改めて意識する年であったことは間違いありません。「桜」は国の花であることから、「さくら」の命名も人気になったのではと思われます。

人気ドラマで使われる命名も人気

男の子の命名で今回、2位になった「暖」(だん)は、ドラマのモンテ・クリスト伯でディーン・フジオカさんが演じた主人公の名前です。また、ドラマの半分、青いで佐藤健さんが演じた「律」(りつ)も急上昇して2位になっていることからドラマの影響は大きいようです。

命名は、その時代を反映していて興味深いです。改元に伴い、様々な儀式を放映される様子をTVを通して拝見し、日本国民であることをを意識された方も多いと思います。日本の伝統の奥深さを意識して、改めて日本を意識して名前を考えるお父さん、お母さんが多かったのでしょう。

今後、人気の命名について漢字などを深堀りして解説していきたいと思います。